スパロボ史上初めての試み! 2006年7月22日(土)新宿LOFT/PLUS ONEにて「スーパーロボット大戦OG トークライブ~秘密の宴~が開催されました。 チケットは前売り制で即日完売!(ありがとうございます!) 幸運にもこのプレミアチケットを入手できたファンのみなさん約100名様が新宿LOFT/PLUS ONEに集結。 新宿歌舞伎町にあるビルの地下2Fのわりと小規模の会場でのトークライブというスパロボ初の試みとあって、入場当初は期待とともに若干戸惑いの様子も見られましたが、開場後10分足らずで即満員に。 本日限定ドリンクメニュー「クスハ汁ライト」も大人気でした。
19:00 トークライブスタート! 開始冒頭寺田プロデューサー登場。 [寺田] 今日はそんなにすごいことはしません(笑)。 このスクリーンに映ってるのなんて、ただのオレのパソコンですから(笑)。 たまにはこんなゆるーいイベントも面白いんじゃないかってことで開催しました。皆さん、飲んで食べて楽しく参加してください。 と挨拶をし、トークライブがスタートした。 嶋崎監督登場。 嶋崎監督は長年にわたってスパロボ歴代のTVCMやPVを手がけてきたプロモーション時の企画や撮影秘話がバンバン飛び出た。寺田プロデューサーとの息もバッチリだ。 [嶋崎] 寺田さんはPVの素材をいつも出し惜しみするから困っちゃいます。 [寺田] 武器リストの下のほうのやつはまだ出せないからっていつも言ってるのに… [嶋崎] でも、だからってバルカンとビームライフルって!ファンはもっとすごいの見たいって!(笑) と日々せめぎ合っているとか。 話は次第に寺田プロデューサーの過去の暴露話に。 中でも今日一番の笑いをとったのは、『寺田、“布の服”事件』。 なんでも、多忙のため連日会社に泊まり込みの続いた寺田プロデューサーは、ある金曜の晩、うっかりしてTシャツにパンツ1枚という姿で会社のビルの外に締め出されてしまった! セキュリティロックがかかってしまっているため、中に入ることもできず、監視カメラを避けながら10数時間にわたって人目に触れぬよう耐え抜いたというこのエピソード。スパロボは寺田プロデューサーのこんな苦労のうえに成り立っているのだ!(こんな苦労??) なぜ“布の服”事件かというと、そのエピソードを後から聞いた上司が「おまえドラクエでも初期装備はこんぼうくらいは持っているだろ?」というなんとも涙なしでは語れないエピソードでした。
19:20 T.B.R.登場! T.B.R.こと、斉藤梨絵さんと相沢舞さんのお2人が、ファンの前に初お目見え。 もともとは、スパロボ公式WEBサイトにある公式ブログ http://blog.spalog.jp/ で、寺田プロデューサーの書き込みがあまりに少ないために、それを助ける意味でT.B.R.=テラダブログレスキュープロジェクトが組まれ、2人が参戦することになったのだ。 それぞれにスパロボ猛勉強中の2人。 相沢さんは初代ガンダムのあと次にターンエーガンダムを見たら混乱しちゃいましたとのこと。 寺田プロデューサー曰く、ガンダムの予備知識がない状態でこのような組み合わせで見せるとどうなるのか?という策略があったようです。 たしかにちょっと時系列が飛びすぎ!?ですよね。 さらにマクロスよりマクロス7を先に見たから大変。 「~愛、おぼえていますか」を見た感想が「マックス若い!!」。 斉藤さんは持参したオリジナルのスパロボプレイメモを披露。 公式ブログでも紹介されていた『百武(ももたけ)』エピソードに加えて、『ドラ3型』など独自解釈ワードに会場も大爆笑。 そしてなんとその斉藤さんの大切なメモを寺田プロデューサーがうっかりドリンクをこぼしてびしょ濡れに! 寺田プロデューサー平謝り。
19:50 ボークス鷹尾氏登場! 鷹尾氏がお土産に持って来てくれた京都名産の「おたべ」を見て「どうも、でもオレ地元だから(笑)」と京都出身の寺田プロデューサーが突っ込む。 お土産はこれだけではない!鷹尾氏がおもむろに取り出したのはSRXフルアクションフィギュアの原型! まだ試作段階とは言いながらも今日ココで合体させますとの発表に会場は大いに沸く!! でもなぜか組立てる手元が覚束ない鷹尾氏・・・。 「だって説明書がこれ(=「電撃スパロボ」Vol.4)しかないんですよ(笑)!」 見るからに複雑なSRX。合体工程は相当手応えがある感じだ。 そして鷹尾氏が組み立てている最中、急遽 「寺田プロデューサーのPCを覗いてみよう」企画がスタート。 会場のスクリーンに寺田PCが映し出される。 ソウルゲインのコックピットの中やリュウセイダテの私服姿など、貴重な画像が多数披露されました。 ハプニングを煽るかのような嶋崎監督の声にのせられてか、うっかり未発表の画像もポロリ!
そうこうしているうちにようやく組み上がったSRXを見て、寺田プロデューサーは「まさか実現できるとは思わなかった」とのこと。 価格は未定とのことですが、これは本当に楽しみです。
20:35 開発スタッフの安藤氏、土屋氏登場! 両氏はスパロボの根底を日々支え続ける開発スタッフで、安藤氏はダイゼンガーやアウセンザイターのデザインを、土屋氏はヴァルシオーネのリファイン等を担当している。 安藤氏はダイゼンガーの生みの親だったり、土屋氏はαシリーズ登場機体のゼロカスタムでカメラアングルを廻しダイナミックな演出を作った人だったり、スパロボファンなら馴染みのある機体を手がけてきたバリバリのクリエイターなのだ。 制作途中に体調を崩して救急車で運ばれたり、一つの技を作るのに2ヶ月かかることもあるなど、制作現場の苦労話も聞けました。 そして話題はいつしか機体やタイトルのネーミングの話に。 [寺田] ダイゼンガーの名付け親はボク。実は当初はダイゼンガー、チュウゼンガー、コゼンガーで、ゼンガー軍団の編成を考えていた。 と、ここでも寺田プロデューサーからの裏ネタ暴露話が続き、その他にも低予算だったCM制作の裏話や、寺田プロデューサーがプライベートの友人との会話などここでしか聞けない爆笑トークが連発でした。
21:15 開発中のゲーム画面を紹介! いよいよ本日の大目玉、会場のスクリーンを使って開発中のゲーム画面を見せちゃいました。 「あくまで開発中ですから」という注釈が繰り返される中、アルトアイゼンの戦闘シーンや、SRXのバンプレビーム(?)、 エクセレンのバニーガール姿(!)などが次々とスクリーンに映し出されて会場も大興奮。 残念ながら今回は写真は公開できませんが、ますます期待は募るばかりでした。
エンディング 爆笑に次ぐ爆笑の連続で、あっという間の2時間半が終了となりました。 どんなイベントになるか、僕自身もわからなかったけど皆さんのおかげで大成功に終わりました。 こんなに好評だったら第2回、第3回と実施したいですね。 と、トークライブというスパロボ初の試みに寺田プロデューサーもすっかり楽しんだご様子。 また次回開催されることを期待しつつ今回は閉幕となりました。 会場に足を運んでいただいたみなさん ご参加ありがとうございました!